活動報告

2025.10.25 四国経営発表大会 in 高知

活動報告
2025年10月25日(土)
四国四県の経営研究会メンバーが一堂に会し、
各社が自社の「経営計画書」と「直近3期の決算書」をもとに
真剣な経営発表を行いました。

まさに、経営者同士が本気で学び合う一日。
数字だけでは語り尽くせない想い、葛藤、
そして挑戦があふれ、どの発表も心を打つ内容でした。

改めて、経営とは人間ドラマであることを実感しました。

基調講演:眞鍋 明 氏(株式会社マルブン 取締役会長)

テーマ
「理念が導く未来、経営計画に魂をこめて ~ 現場を活かすリーダーシップ ~」

講演冒頭、眞鍋氏は次の問いを投げかけました。

「あなたは社長ですか? 経営者ですか?」

 

そして、こう続けます。

「社長は誰でもなれる。経営者は、経営を学ばなければなれない。」

 

眞鍋さんは、経営を「価値と価値の交換を最大化する営み」と定義し、
その道標が経営計画書であると強調しました。

 

“読まれる計画書”への改革

同社では、白黒のA4冊子だった計画書を、
女性スタッフや高校生アルバイトでも読みやすいように、
カラフルでやさしい言葉へ刷新。

「方針書を社員が“読みたい”と思える形にする」
——理念を現場で生かすための実践例として大きな示唆がありました。

経営の原点

「事業とは“人”を幸せにすること。経営とは“社員”を幸せにすること。」

売上や利益の追求に先立ち、まず人の幸せを中心に据える。そこに理念が宿り、経営が動き出す——その原点を再確認する時間となりました。

 

 

学びの総括

四国の仲間たちと理念を磨き、
経営を語り合うことで、
「経営は変化対応業」という言葉の重みをあらためて実感しました。

変化の時代にこそ、
理念を軸に進化し続ける経営者でありたい。

大会で得た学びを胸に、
各社はそれぞれの現場で
“魂を込めた経営”を実践していきます。

運営をご担当くださった高知経営研究会の皆さま、
ならびにご登壇・ご参加の皆さまに心より感謝申し上げます。

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