
10月27日(金)
徳島経営研究会では「理念と経営」の
オンライン勉強会を開催しました。
今回のテーマは「生存領域」。
参加7社・24名が4つのグループに分かれ、
各社の現場に根ざした意見をもとにディスカッションを行いました。
テーマは
「どうすれば変化の時代に生き残り、成長できるか」。
それぞれの企業が置かれている環境は違っても、
共通するのは「変化にどう対応するか」という課題でした。
オンラインの画面越しでも、
参加者の熱意と真剣さが伝わってくるような、
濃い時間となりました。
ディスカッションの中では、さまざまな意見が出ました。
「お客様に喜ばれるモノづくりこそ企業の原点」
「スピード対応こそが信頼を生む」
「AIにできない“人間らしさ”をどう発揮するか」
「お客様は神様ではなく、対等なパートナーとして共に課題を解決する」
どれも、各社が日々の現場で感じているリアルな声でした。
特に印象的だったのは、
どの会社にも共通していた
「強みを磨き続ける姿勢」と
「人を大切にする経営」の考え方です。
製品や技術だけではなく、
社員一人ひとりの成長や、
お客様との関係づくりを通じて会社を良くしていく。
そうした“人を中心にした経営”が、
これからの時代を生き抜く鍵になると改めて感じました。
また、
「モノではなく、人を売る」
「面白い会社であり続ける」
という言葉も印象に残りました。
どの企業も、自社の存在意義を
もう一度見つめ直しながら、
これからの方向性を探っているように感じます。
最後は、各社が学びを持ち帰り、
自社の理念実践にどうつなげていくかを
共有して勉強会を締めくくりました。
次回は、今回のテーマで得た気づきが
どのように現場で実践されているかを振り返る予定です。
変化のスピードが増す今だからこそ
理念を軸にした経営の大切さを再確認できる
充実した時間となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。