「ちょっと自己紹介してください」
そう言われて、あなたは
「よっしゃ!」と思うタイプですか?
「うわー」と思うタイプですか?
2018年8月28日(火)
日創研 徳島経営研究会 広報活性化委員会が開催されました!
【テーマ】
伝え方のイノベーション
~相手に伝わるプレゼンテーション~
講師は西村自動車の西村博さんです!
最初に西村さんは「隣の人と1分間程度自己紹介してください」と言われました。
うーん、みんな困った感じ。
なかなか、慣れてないですからね。
「私は○○ホテルの田中と申します。えーと、ホテルって言っても、まあ、普通のホテルなんですけど、うーん。料金は一泊8000円で、食事の特徴は、えーと」
案の定、ぎこちない。
その後に解説してくれました。
「実は、伝わる自己紹介があるんです」
それは順番。
1 現在
2 過去
3 未来 で話すということ。
例えばこんな感じ。
1 現在
私は○○ホテルを経営している田中です。
2 過去
私は過去、海外出張先ホテルでとっても親切にして頂いたので、
自分でもホテルがしたいと思った。
3 未来
「徳島に来たら○○ホテル」と世界中の人に思ってもらえるようなホテルにしたいと思ってます。
・・・ね。
さっきよりずっといい。
さらに、数字やエピソード、思いが入ると、更に伝わる自己紹介になる!
1 現在
私は○○ホテルを徳島で15年、経営している田中です。
2 過去
私は過去、海外出張先ホテルでとっても親切にして頂いきました。
不安だらけの外国で、とっても新設にしてくれたんです。
「いつか自分でもホテルを経営して、外国人お客様の心を癒したい」と思った。
3 未来
「徳島に来たら○○ホテル」と世界中の人に思ってもらえるようなホテルにしたい!
そして、日本と海外をつなぐような仕事がしたいと思ってます。
おおーー、かなりいい感じになってきた。
実際に、現在、過去、未来のことを手元に書いて、
改めて2分間の自己紹介をしてみました。
すると、、、
おーーー!
さっきとは全く違う、とっても伝わる自己紹介!
これだけで伝わり方がすごく違う!
さらには「論理的な話し方」ということで、
これにも順番があるということを教えてくれました。
「PREP法」というそうです。
1 Point 結論
2 Reason 理由
3 Example 具体例
4 Point 結論
例えばこんな感じ
1 Point 結論
ビジネスに必要なのは「ブランド」です!
2 Reason 理由
理由は「ブランド」とは「顧客との約束」だからです。
3 Example 具体例
例えば、スターバックスでは「第3の場所」という約束があります。
家庭、会社、そしてスターバックス。
第3の場所として過ごして欲しいから、リラックスできる空間を作っているのです。
この約束を守っているから、スタバはブランドになっているのですね。
4 Point 結論
だからこそ、ビジネスに必要なのは「ブランド」です。
論理的ですねー。
西村さんの軽快な講演で、どんどん参加者の伝え方がイノベーションされていきます!
すごいっ!
とっても楽しい委員会をありがとうございました!!