会長方針

2016年度会長方針 『真摯に学ぶ会風づくりで会員企業の活性化』 ~ありがとう経営・80%黒字企業経営を実践しよう~

2016年度

2016年度会長方針                          
小林真作

『真摯に学ぶ会風づくりで会員企業の活性化』
~ありがとう経営・80%黒字企業経営を実践しよう~

20150618-28

2020年の東京オリンピック開催を控え、日本経済において景気上向きのニュースも増えてまいりました。 しかし、依然として我々徳島県、地方においては景気の伸び悩んでいる分野も多く、需要縮小の影響が多数の企業を苦しめている現状があります。 また、大企業の景気回復に伴い「人材の確保」がますます困難となり、中小企業における人手不足という問題がさらに顕著なものとなっています。
厳しい状況ではありますが、私達中小企業における今後について、田舞本部会長は「①コア・コンピタンスを育てた企業②人材育成がなされている企業③差別化商品・技術・サービスが提供できている企業でなければ生き残れない。」と述べられています。 私達経営者幹部は、大きな経済の波に依存することのない、良き人材に恵まれる高い企業価値を、従業員さんと共に創りだしていく必要があります。
徳島経営研究会においては、本年度本部会長方針「原点回帰・志を貫く」を受け、会の原点、企業活動の「原点」に立ち戻った取り組みを行って参ります。 企業活動の原点とは、やはり取引先・お客様・共に働く社員さんからたくさんの「ありがとう」を頂き、それにより適正な増益を果たし、ありがとうあふれる良い社風を創りあげていくことです。
また、日創研経営研究会の組織活性化は、究極には「あの会に入ると業績が上がる!」「とてもためになる!」「社員さんが活き活きしてくる!」という評価を得なくては、会の存在意義がありません。 そのためには、規律ある組織運営を通して、会全員が一緒に悩み、行動し、援助し、喜び合う体験と多くの学びを持つことが大切です。 自社の活性化と会の学びが結びつく、これこそが本会の原点であると考えます。
 本年におきましては、この原点に立ち返り、6つの委員会のもとに、全員で実効性の高い学びに取り組んで参ります。 ありがとう経営を実践し増益経営をしていくために、共に学び共に栄える会をめざします!

20151020-9

方針1)真摯に学ぶ強い会風づくり
昨年度において、例会出席率は62.7%でした。 全国平均は68.5%です。 会に所属しているだけでは業績が向上することはあり得ません。 会の事業に参加し、自らが学ぶという姿勢になることで自社の活性化につながります。 より魅力的な例会づくりと、そこへの参加サポートに取り組みます。
・委員会活動の活性化
・出席率の低い会員へのサポート
目標:入会2年以内の会員中心のオリエンテーションの開催(年2回)
会員出席率70%の達成
    新入会員12名

方針2)自社へ学びを落とし込み増益経営をはかろう
昨年の業績アンケート回答『経営課題』のうち、「人財育成」「顧客満足経営」「売り上げの獲得」を多くの方が挙げられていました。 また、経営方針作成率は56.8%と全体の約半数でした。 これらの課題に向けた、より精緻な経営方針作成・企業活動につながる例会・委員会活動を実践します。
 目標:ベンチマークツアーの開催
    四国経営発表大会の成功
    黒字企業80%

方針3)ありがとう経営の実践
今年からは、徳目朝礼、四国大会が別日程にて本格的に開催されます。 アンケートにては、導入企業76%の会員さんが「ありがとうツールは業績向上につながる」と回答しています。  ありがとう溢れるよい社風をつくる事が、企業活性化の第一歩です。 社員さんを巻き込んだ“社内でのありがとう経営実践”に取り組みます。
目標:社内勉強会の実施
十三の徳目を活用した朝礼の導入
    
方針4)日創研の研修を積極的に活用しよう
記名式アンケートで会員情報をキャッチし、SA・PSV・TTまでの可能思考研修、そして職能研修において、会員皆さまのお役立ちとなる研修の参加を推進してまいります。
目標:記名式アンケートの実施
可能思考研修受講率100%

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