本日は30名の方にご参加いただき、徳島経営研究会広報総務拡大委員会、7月ZOOM委員会を開催いたしました。私、政平が担当をさせていただきました。
本日の講師は西村博さんです。西村講師は自動車屋さんで、日本ほめる達人協会の特別認定講師、仕事と家庭の円満プロデューサーでもあります。「ほめる」をテーマに職場活性化や子育ての講演やセミナーを開催されています。四国放送TV「ゴジカル」にもレギュラー出演中です。
皆さん、まずはじめにリラックスの為のじゃんけんをしましょう!まずは後出しじゃんけんで私に3回勝ってください。その後5回負けてくださいね!せーのっ!じゃんけんポン!!
西村講師の凄いところは、じゃんけんが終わった後、皆さんの表情が笑顔で楽しそうな空気感に変わっていたこと。経営の勉強会なので重々しい空気感で進む時も多いのですが、さすが西村講師!!
皆で冒頭にじゃんけんをしたのは、頭では負けなければいけないとわかっていても後出ししたのに勝ってしまう・・・頭ではわかっているのに出来ないってことがあるってことを知るためでした。皆さんもそうゆう経験ありませんか?
そうゆう領域ってあるんです。
わかっていてもやってしまう。社員さんや子供もイヤイヤ自分だってそうゆう経験がありますよね!
そこを理解しているのと、していないのとでは社員さんや家族との関係性が全く違ってくるそうです。
次に今日持ち帰りたいものを紙に書いてください。
私は下記のの3点を書きました。
その1 ブレイクアウトルームにわかれて、いつもの挨拶をする
その2 ブレイクアウトルームにわかれて、大好きな人に挨拶をするようにやってみる
ほめるとは価値を発見し伝えることである。
偉業をなした方々は、挨拶のレベルも高い!!ともおっしゃっていましたよ。
またダメ出しが多い会社は業績が下がるという統計も出ているそうですよ。
ダメ出しをすればその場は改善されるが、また別のものが湧いて出る。皆さんもそんな経験ないですか?
なんと17年前の西村講師もダメ出しの連続で、社員は全員辞めるわ、子供は委縮するわということがおこっていたそうです。
今では考えられないですが、そんな黒歴史もあったんですね。
だからこそほめることの大切さに気付かれたんでしょうね!
一人当たり20~30個の褒めるを伝えていき、3か月後には100個あったダメ出しが60個くらいには減っていたそうです。
ほめることによってスタッフが自ら気づくようになってきたともおっしゃっていました。
そこにアドバイスをプラスするように変えていって今のほめちぎる自動車屋さんの社風を築かれたそうです。
某有名焼き鳥チェーン店さんでのエピソードです。
店長がバイトで仕事ができない女性が、唯一机を丁寧に拭いていたので、そこをほめ続けたら、3年で160人の社員とバイトの中でMVPを取るまで成長したということです!
同じ職場で働くスタッフも自主的に働くようになっていったそうですよ。
ほめるとは、実は意味が広いのです。
これみんなほめるの仲間です!たとえば応援するという立場でほめるなら・・・
ヨコではなくタテででほめる。ヨコとは誰かと比べてほめること。タテとは過去の本人と比べて成長した部分をほめること。
同じほめるも広くて深~いということですね!!
皆さんはありがとうの反対語はご存知ですか?
そう当たり前です!
当たり前に隠れてしまうものは
みんさん、ありがとうのハードルを下げましょう!そして会社でありがとうが飛び交う社風を作りましょうね♪
ほめるも叱るも相手の成長のためだとしたら、相手の成長を引き出す伝え方を考え続けることが大事ですね!
会社でも家庭でも笑顔の場づくり、ほめて育てる場づくりが大事だそうです!
ほめられたい側にいると一生ほめられない。ほめる側にくると、いつのまにか周りからほめられるともおっしゃっていました。
社内や家庭でもほめる仕組みを作ってほめるを習慣化することが大事だと改めて思いました。
西村講師ありがとうございました。同じ研究会で学ぶ仲間として講師をお引き受け頂き感謝申し上げます。
最後に場づくりが大事とおっしゃっていましたが、今回の委員会はとてもいい雰囲気で学ぶことができました。
西村マジックのお陰だと思います。
コロナで先の見えない不安な時代に、会社や家庭でお互いを褒め合いながらいい場をつくっていく、これからの時代に必要なことだと思います。いい場があってこそ、いい仕事ができ、素晴らしいもの創れて、新しい発見があるのではないでしょうか。
最初に決めた持ち帰りたいもの3つもしっかり持って帰ってきましたよ。これから実践していきますね☆