活動報告

四国経営発表大会 in 高知経営研究会

活動報告

2018年8月18日(土)
四国経営発表大会 in 高知経営研究会が開催されました!

四国四県の経営研究会メンバーが高知へ集結!
100名近くいたのでしょうか?
お互いの経営方針について発表しあうというものすごい空間です。


基調講演は
水谷工業株式会社の京極盛社長!
<経営戦略と人財育成>

冒頭から本質的な言葉が刺さります。

「技術は人格の上に立つ」
これは職人業界で「技術があったらいいだろ!」って人が多い中、京極さんは説明します。

「それは違う。本当の技術というのはは、人格の上に立つんだ。
だから、片付けができる。挨拶ができる。お礼の手紙が書ける。
そういったことができる人じゃないと、本当の技術じゃないんだ」

なるほど、まさにその通りなんですが、なかなかできないことです。


全体経営発表は
株式会社ひがき(高知)の宮地孝輔社長!

そして、4つの分科会に分かれます。
④グループでは
白土建築工房(高知)の白土圭志社長!

カワニシカバン(香川)の川西功志社長!

お二人の社長の経営方針発表を聞かせて頂きました。

発表する訪問、聞いてアドバイスする方も必死で学ぼうとしています。
素晴らしい空気感。
最後に、もう一度大会場に全員が集まって、
京極社長がまとめの講話。
これもまた響きます。

「中小企業の社長がつくる経営方針書は“やりたいこと”ばっかりだ。
その前に、“やるべきこと”、“やれること”が沢山あるでしょう。
“やりたいこと”はそれをちゃんとやってからです!」

 


夜は高知経営研究会会長の河添さんの経営する「土佐海」にて料理に舌鼓を打たせて
学びの振り返りを行いました。
ありがとうございました。

 

<追記>
徳島経営研究会の西川事務局長による違う観点のレポートです。
西川さん、ありがとうございます!!

●「問題」「問題点」「課題」の違いについて

「問題」とは
目の前に見えている現象。
海上に出ている部分のことです。

例えば
・売上が低下している
・退職者が出た
など

「問題点」とは
問題の原因となっている部分のことです。
海面下の部分ですね。
例えば
・売上の低迷 → 商品開発ができていない
→ 顧客接点が少ない
・退職者が出た → コミュニケーションが不足している
→ 労働環境が時代に合っていない
など

「課題」とは
問題点を解決する為の具体的な施策のこと
例えば
・商品開発ができていない → 毎月新商品を1つ出す
・顧客接点が少ない    → 毎日10件に電話をかける
・コミュニケーションが不足している → ありがとうカードを毎日1枚書く
・労働環境が時代に合っていない → 定休日を設ける
など

水谷工業様では、社長が毎年5つの「問題」を5人の幹部に投げかけるそうです。
幹部社員さんはその問題に対してそれぞれ「問題点」と「課題」を考える。

そうすると5つの「問題」に対して、25の「問題点」と「課題」が出てくる。
この課題に優先順位をつけ、今年取組む事を「年度方針」にしているそうです。

25全部は課題解決できないので、翌年以降に持ち越す課題もあるそうですが、これを繰り返すことで成長することができる。

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