2018年4月18日(水)
日創研 徳島経営研究会の戦略委員会の委員会活動。
ダイトー工業 石橋哲郎氏
「実践!経営方針の落とし込みの技術」が開催されました。
会場であるエーテック時習堂に集まったのは24名!
中には新卒入社で今月、社会人になったばかりの方。
大学一年生の学生さんまで参加しておりました。
ダイトー工業は機械の設計・制作に関わる会社。
実は景気の波に左右されやすい業界だそうです。
リーマンショックの時はダイトー工業も同業他社も売上が半分以下になったことも。
石橋社長は語っていたので、とっても印象だったのはこの言葉。
「リーマンショックの時に、同業他社は“仕事があるだけで有り難い”と言っていた。
でも現在は好景気。正直、仕事は業界的にパンク気味。
そうなると
“そんな仕事なんかできんわ”
“今は仕事めいっぱいあるから、他を当たって”って簡単に言う。
これっておかしいよね。
都合のいい時だけ仕事を選ぶようなことはしたくない。
困った時に頼ってくれる会社になりたい。」
なるほど。
なんて真摯な経営姿勢なんでしょう!
そして経営方針の作り方についても解説してくれました。
「社員さんと共に作って、社員さんの意見と入れことが必要。
すると“あ、私の意見が入ってる”って感じてくれる」
「各部門に方針を作ってもらう。それは分かりやすく、難しい言葉を使わないようにする。
例えば“きちんとする”“ちゃんとする”って言うのが方針になっている部署もある。
もちろん、それでOKです」
なるほど。
本当に一人ひとりが意見を言い合える、そして参画できるようにしているんですね。
石橋社長、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!!!